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お知らせ
Greeting
副学長あいさつ
学校法人慶應義塾は慶應大学病院を通して最先端の医療を提供しておりますが、この度、我々がこれまでに培った経験と技術を元に全国の医療機関に最先端の病理診断を届けることを目指し、慶應義塾病理診断クリニックを開設致しました。
このクリニックでは迅速かつ的確な病理診断の提供に加えて、来たるべきゲノム医療との連携も視野に入れております。
この自我作古の取り組みを通して医療の先導者となれるよう、これからも日々精進して参ります。
2025年10月吉日
学校法人慶應義塾 副学長
北川 雄光
Message
所長あいさつ
医療の最終判断を支える病理診断。
その現場ではいま、病理医慢性的な不足という深刻な課題が続いています。
さらに今後しばらくは、病理専門医数が漸減していく見通しが立っております(2018年から2024年にかけて病理専門医を目指す専攻医数は約25%も減少しています。さらに病理専門医を目指す病理専攻医数は、2025年に比較して2026年は約20%以上減少する見込みです)。
特に地域の医療機関では、十分な診断体制を確保することが難しい状況にあります。
慶應義塾病理診断クリニックは、デジタル病理技術とネットワークを活用し、全国の医療機関を支援するために設立しました。特に検査センターで行われている病理検査報告書を「病理診断報告書(医行為)」に切り替えるため、検査センターと連携しながら、病理診断への移行を進めます。
診断の迅速化と高精度化を追求するとともに、教育·研究·病理医育成を通じて、医療全体の質の向上に貢献いたします。
「どこにいても、確かな病理診断を受けられる社会」を実現するために。
私たちは日々の診断業務を丁寧に積み重ねながら、病理診断に関する病理専門医同志のネットワークインフラの整備や仕組みの構築を通して、デジタル病理による新しい医療インフラづくりにも挑戦を続けていきます。
すべての病理診断(医行為)は、
医療機関で
病理診断は医行為です(平成元年、令和2年、病理学会からの疑義照会に対する厚労省医政局からの回答)。
医業(医行為を反復する意思を持って行うこと)は、医療法関係法規上、届け出がなされた病院や診療所等、医療機関で行うこととされています。
正しい病理診断体制と質の高い病理診断を、病理専門医および検査センターの方々と協働して構築します。
がんゲノム医療の状況を鑑み、将来的には慶應義塾大学医学部がんゲノム医療センターと連携して、必要な患者に対して病理組織検体を使用した分子病理診断を実施いたします。

Doctor
医師紹介

佐々木毅(ささきたけし)
慶應義塾病理診断クリニック 所長
慶應義塾大学医学部 特任教授
病理専門医/病理専門医研修指導医/分子病理専門医/細胞診専門医
元 東京大学医学部附属病院病理診断科・病理部副部長/同 地域連携推進・遠隔病理診断センター長/日本病理学会 常任理事・医療業務委員長・社会保険委員長・分子病理専門医制度運営委員長・ 希少がん病理診断支援検討委員長/日本医療安全学会 理事 国際医療安全機構 理事/公益財団法人日本医療機能評価機構 評価委員
担当臓器:消化器 乳腺 婦人科 泌尿器など

藤井丈士(ふじいたけし)
慶應義塾病理診断クリニック 副所長
慶應義塾大学医学部 特任教授
病理専門医/細胞診専門医/臨床検査専門医
元 国家公務員共済 虎の門病院 病理診断科/日本病理学会学術評議員/病理学会IT担当
担当臓器:外科病理 消化器 呼吸器 など
Business
業務内容

01
病理診断
手術や生検で採取された組織標本を対象に、病理専門医が病理診断を行います。
デジタル病理画像を活用し、正確で再現性の高い診断結果を報告します。

02
コンサルテーション
診断の見解が分かれる症例や難解症例について、本クリニック所属の病理専門医が助言・再評価を行います。

03
がんゲノム病理診断
将来的には、慶應義塾大学病院がんゲノム医療センターと連携し、遺伝子変異情報をもとにした分子病理診断を行います。
Features
特徴

01
デジタル病理画像による
迅速・高精度な診断
可能な施設ではデジタル病理標本による病理診断を行い、検体輸送や確認作業にかかる時間を短縮、TAT(Turn Around Time)の短縮と高精度な診断を両立します。

02
複数の病理専門医による
病理診断体制
複数の病理専門医が協議・確認を行い、質の高い病理組織診断報告書を発行する体制を整えております。

03
臨床医との直接連携
顔の見える病理医として、病理診断内容に関する相談には、本クリニック所属の病理専門医が直接対応します。
臨床現場との連携を重視し、的確な意思決定をサポートします。

04
ガラス標本でも診断可能
医療機関内または検査センターで作製された病理スライドガラス標本にも対応した、病理診断も受託いたします。
For medical institutions
医療機関の方へ
当クリニックでは、病理医が不足している医療機関や検査センターなどから、デジタルネットワークを通じて病理診断の依頼を受け付けています(ガラス標本での診断も受託します)。
当クリニックでは、依頼元医療機関や検査センターの体制に合わせて、柔軟に診断体制を構築しています。

①検査センターを経由する場合
検査センターで標本を作製後、スキャンしたデータまたはガラス標本を当クリニックへ送付いただきます。病理専門医が診断を行い、報告書を電子データなどの形でお返しします。
②医療機関から直接ご依頼いただく場合
院内で作製された標本(ガラス標本またはデジタルデータ)を当クリニックにお送りいただけます。病理診断結果は迅速にフィードバックいたします。
ご依頼の方法や送付手順の詳細は、症例内容に応じてご案内いたします。
まずはお気軽にお問い合わせください。
Contact & Request
